(第六回)池上安全安心まちづくり展(2009)

2009年5月16日・17日に池上駅前で行われました「池上安全安心まちづくり展」にて 地域の小中学校の生徒の皆様から募集致しました(防犯標語・防犯作文)を掲載しました。また、沢山のご応募、誠にありがとうございました!

作文部門

優秀作品

 
◆少年の非行・犯罪について (蓮沼中学校1年)

僕は、最近の少年の非行や犯罪について不安を感じます。 なぜなら、今、少年犯罪が年々増え悪質化していると思うからです。  なぜ、こんな世の中になってしまったのか。 それには、主に4つの理由があると思います。

一つ目は「学校の友達や先輩」の勧めです タバコはみんな吸ってるよ! お酒は飲めないのか!などと言われ、「少しぐらい大丈夫」「仲間はずれになりたくない」などと思ってしまい、断れずに非行に引きずり込まれてしまう。 そんなケースが少なくないと思います。

二つ目はストレスや不満です。 ストレスや不満がたまり、それを心の中にためこんでしまい、自分では どうすることもできなくなり、暴力を振るったり、親や先生に反抗するな どの行動を起してしまう。

三つ目は自己主張が上手にできないということです。 自分の思っていることを相談できなかったり、自己主張が上手にできないで非行に走ってしまう。

四つ目は大人に対する憧れです。 今の少年は、大人に対する憧れを強く持っています。 早く大人になりたい、大人の仲間入りをしたいと思っている人が多いと思います。 ですから、僕はタバコを吸うことや、お酒を飲むことが大人なのではなく、社 会性を持ち社会ルールを守れて、子ども達のお手本になれるような人を「大人」 と呼ぶのではないかと思います。
多分、これからも残念ながら少年非行や少年の犯罪を完全に無くすことは、 不可能だと思います。
ですが、一人一人が強い意志を持ち、「悪いことは悪い」「いやなものは嫌」 と言えるようになっていけば、少しずつでも少年非行や少年の犯罪は減ら せると思います。
◆安全な街づくり (蓮沼中学校1年)

私は、みんなが安心して生活のできる街を作りたいです。
最近は、犯罪が増えて、外に出ることに抵抗があります。
部活が終わって家に帰るとき、友達と道が別れてしまうので一人になってしまいます。

地域パトロールが地域を周っているのをよく見かけますが、そんな時にパトロールの人と会うと少し気持ちが軽くなります。 だから、パトロールの人達には感謝しています。
会うたびに元気が出るような気がして帰るのが少し楽しみになります。
早朝にも犯罪は起きます。 そんな時は、「あいさつ」をします。

あいさつは、近所の人や顔見知りの人との一言で近所の人との付き合いや友達が増えます。
心が重いときに「あいさつ」の声をかけられると少し心が楽になります。
だから、ちょっとした「あいさつ」により自殺する人も少なくなるのではないでしょうか。
そういった小さなことでも続ければ大きな力になります。
私は、学校でやっている「あいさつ運動」を心がけたいと思います。
◆安全・安心の町池上  (大森第四中学校3年)

僕は、池上という町に住んでいます。
町のシンボルでもある池上本門寺の門前町として古くより栄えてきました。
古い商店や人員などが立ち並び、現代人が忘れかけている日本の古き良き文 化・伝統を今日まで伝えてきています。

こんな素晴らしい町池上にも時代の流れでしょうか。近年ひったくりや空き巣 といった犯罪が数多く起きていると聞いています。 非常に残念だと僕は思いました。
今、僕が感じていることは、犯罪の被害に遭わないためには、まず自分の身 は自分で守るということです。

その一は、ひったくり防止には、自転車のカゴには防犯ネットを付けること や鞄は壁側に持つことです。
空き巣防止には、家の戸締りをしっかりするなどを実行すれば、防ぐことができると思います。
このように自分が出来ることをまず自分ですることが防犯対策だと思います。

その二は、自分の暮らしている地域が、今どのような状況にあるかを知ることです。
例えば、最近振り込め詐欺がこの地域で流行っていると聞けば、「架かってきた電話に注意する」と言った事前対策が出来ます。
こうして自分で出来ることから始めていくことが必要だと思います。

最近では、自治会や自主防犯ボランティア団体の方々が、この池上から犯罪を無くそうと防犯パトロールを中心にして、色々な防犯キャンペーンやイベントなどを行って安全な街づくりをしてくれています。
その結果、池上地区では犯罪発生件数は低下傾向にあると聞いています。
とても喜ばしいことで、安全安心な街づくりの活動をしてくださっている方々には本当に感謝しています。
大好きな町池上のために、これから先も安全で安心して生活ができるように自分で出来ることは、自分自身でやって行きたいと思います。

入選作品

  
◆犯罪防止 (蓮沼中学校1年)

現在、犯罪の防止や安全な街にするという試みが行われています。
学校の授業でも、犯罪のことや安全について触れたりしました。実際には、池上では犯罪が少し減ってきていると聞きました。 でも、ゼロではありません。
私の頭の中で犯罪は、悪いこと、してはいけないことです。 それがあたり前だと思うでしょう。
しかし、あたり前だと思えない人がまだいるから犯罪はゼロにならないんだと思います。
犯罪を犯してしまった人の中でも、悪いと分かっている人もいると思います。でも犯罪をしたことに変わりはないと思います。
どうして、犯罪をしたのか、犯罪者の気持ちを読み取ることも犯罪防止の一つの方法だと思います。
でも、その前に私達の意識の問題だと思います。どんな犯罪防止ポスターを作っても、学校の授業で勉強しても、 私達一人一人全員が犯罪のいけなさを意識して生活していくことが一番の犯罪防止につながると思います。
◆少しでも犯罪を減らすために (蓮沼中学校1年)

私は、犯罪を減らすためには、普段から地域の人とふれあうことが大切だと思います。
なぜかというと、地域に仲のいい人がいたり、知った人がいれば、何かあった時に、すぐに気づいてもらえると思うからです。
例えば、空き巣が入った時には、近くの人がすぐに異変に気づけば、被害が少なくてすむと思うし、みんなが安心して生活できると思うからです。
そのためには、普段から近所の人に「あいさつ」をすること、地域の行事に進んで参加して、いろんな人と交流することが大切だと思います。
また、自分でも近くの家で、おかしいと思うことがあれば、他の大人に知らせたりすることを心がけると良いと思います。
なので私は朝、元気に「あいさつ」したり、地域のいろんな行事に積極的に参加して、いろんな人と交流を深めて、少しでも犯罪を減らせるように努力していきたいと思います。
◆私が安心して暮らせる街づくり (蓮沼中学校1年)

最近の日本は、犯罪が多くなっていると思います。
少年犯罪や空き巣そして顔見知りの犯行。
今は、昔と違って簡単に人を信用してはいけない時代となってしまいました。
私は、こんな時代が来てはいけないと思います。
地域の交流や近所の人とのコミュニケーションをもっと大切にしなければならないと思います。
私は、顔見知りの犯行が一番嫌いです。顔見知りという立場を利用して、簡単に人を殺したり、傷つけたり、そんなひどいことがあってはいけないと思います。
そんな犯罪を減らすためには、街全体が協力して安全な街を作っていかなければなりません。
これからも、私達が安心して暮らせる平和な池上を私達一人一人が意識していかなければいけないと思います。
◆安心安全な街づくり (蓮沼中学校1年)

最近の世の中は、とても危険です。
殺人事件や誘拐事件、空き巣など、とても安心して暮らせる世の中ではなくなってしまいました。
私は、いつも、どうしてこのようなことをするのか、こんなことをしても誰も喜ばないのにと思います。

私達にはどうすることもできないのでしょうか。
事件をなくすことはできなくても、防ぐことはできるのではないかと私は、思います。
例えば、誘拐事件などで、日頃から地域の人達と「あいさつ」を交わすことによって、顔見知りも増え、いざとなった時にもお互い助け合えるようになると思います。
あいさつだけでなく、地域の人と触れ合うことで何かプラスになることもあると思います。
私は、今まであまり地域活動やボランティア活動に参加したことがありませんでした。
でもこれからは、そのような機会を利用して交流を深めていけたら良いと思います。
◆地域のふれあいの大切さ (蓮沼中学校1年)

ぼくは、地域の人や近所の人と朝会った時に「おはようございます」と言ってあいさつをしている。
だから最初は、知らない人だったけど、朝の「あいさつ」をしているから、だんだん知っている人になっています。
でも、知らない人もたくさんいます。
地域の人や近所の人などとの「ふれあい」があると、とても自分の存在を感じる。
だから、地域の人や近所の人との「ふれあい」は大切なんです。
ぼくは、いつも地域の人や近所の人と「あいさつ」をしているので、たまに会うと、いろんな物をくれたりします。
たまにすれ違うだけのときもあるけれど、あいさつをする時の方が多いです。 ぼくは、あいさつでは、ただおじぎをするより「おはようございます」と言ったほうが、とても気持ちがいいと言うことがわかりました。
だから、地域の人との「ふれあい」は、とても大切なんです。
◆犯罪が起きない街づくり (蓮沼中学校1年)

街の犯罪防止のためには、犯罪をしにくい街にすることが大切だと思います。
例えば、街で犯罪情報を共有したり、暗い夜道には街灯をつけたりなどです。
全部に街灯をつけるのは、難しいかもしれませんが、情報なら回覧板などで簡単にしることができると思います。
また、このごろ子供に対する犯罪が、とても増えています。
ついこの前も、女の子が誘拐され殺害される事件が起きました。
そういうことを防ぐためにも、地域の団結力を深め「SOSの家」を増やした方が良いと思います。
前に、私の家の近くで、ひったくり事件がありました。 後ろから近づいてきたバイクにひったくられたそうです。
このことから、バックは建物側にしっかりと持ったり、空き巣に入られないように出かける時は、カギをしっかりかけるというように、個人でも、気をつけなければいけないと思いました。
◆犯罪の防止 (蓮沼中学校1年)

最近は、犯罪が増えてきているように思います。
犯罪といっても、いろいろあると思いますが、どうして犯罪を犯してしまうのでしょうか。
私は、犯罪をしてしまう人が、どういう気持ちでやっているのか分からないですが、たぶん、自分が悪いことをしていると思っていないのではないかと思います。

私は、小学校の時、先生が「自分がやって良いか、やってはいけないかを三回考えてから、物事をしなさい。」と良くみんなに言っていました。
やっぱり悪いことをする前に、それをやって良いか、やってはいけないかを考えたら、悪いことはしなくなると思います。
犯罪をなくす町にするのには、もしやっている人を見たら、そこで「やめなさい」と注意をしてみることです。
そうすれば、町で犯罪をする人がなくなると思います。
◆地域のふれあいの大切さ (蓮沼中学校1年)

私は、地域の「ふれあいの大切さ」について、今までは関心を持ったりはあまりしなかったけど、中学校に入ったぐらいから、物事を自分で考えることができるようになり「地域のふれあいの大切さ」がわかるようになってきました。
例えば、よく会う近所の人達や知っている人が、朝は「おはよう」と言ってくれたり、学校から帰って来たら「おかえり」と自分の子供でもないのに、あいさつをしてくれます。

部活から疲れて帰って来たら、「おつかれさま」とか言ってくれると疲れていても、そう言う一言で、心だけでもいやしてくれます。
最初は、ただあいさつしているだけで、何も思ったりはしなかったけど、今では、そのあいさつの一言一言で、感情(気持ち)が私の中では変わるので、あいさつをいつまでもしてもらえるようにしていこうと思いました。
◆犯罪防止 (蓮沼中学校1年)

毎日、ひんぱんに起こっている「犯罪」。テレビを観ていると、とても残念な出来事ばかりで「何で、こんなことが起こるんだろう」と疑問に思っています。
これまでは、犯罪は大人の人がやることだと思っていたけど、現在は小学生や中学生の子でも、同級生を刺してしまったり、川に突き落としてしまったりと、とても考えられないようなぶっそうな事件が各地でたくさん起こっています。 今の子供達が犯罪を起こしてしまうのは、多分、日頃からあまり家族などと会話をしていないか、友達がいないかのどちらかだと思います。
犯罪が起こらないようにしていくには、家族や友達、先生などとのコミュニケーションが必要だと思います。
たくさん話をしたいことを話したら心も楽になって「犯罪」という言葉なんか、頭からすっきり消えてしまうと思います。
だから、家族や友達などと、たくさん話しをしてもっと心を休ませるといいと思います。
◆少年の非行防止 (蓮沼中学校1年)

私は、少年達の非行は周りの人々も関係していると思います。
その少年達の親、学校の教諭、地域の人々、クラスメイトなど非行の道へ進む少年達への心遣いや思いやりが非行防止には大切です。

よく、少年達が非行に走る理由として「大人に認めてもらえない「変わるために頑張ろうとしても応援してくれない」等、少年達に対する周りの人々の関心のなさが主な理由ではないかと思います。
そのためにも、少年達に対して親や教諭、周りの人々が真剣に少年達と向き合い、非行へ走るきっかけや、その原因を話し合って解決すれば、きっと少年達が非行へ走ることは無くなると思います。

私が、この作文を通して伝えたい事は、少年の非行はその少年達だけの問題ではないということです。 勝手に非行に走ったら手がつけられないと決めつけないで、まずは本人と向き合う、周りの人々に、そういうことをもっと心掛けてもらいたいです。
◆犯罪の防止 (蓮沼中学校1年)

今の現代社会では、殺人事件などが多く発生し、何の罪のない人が亡くなることが多くなってきました。
人を殺す人は、ほんの軽い気持ちだったりしても亡くなった人の家族などは、とても傷つくと思います。

この前の秋葉原の通り魔殺人事件では、罪を犯した人は「誰でも良かった」と言っていましたが、その犯人の軽い気分によって、多くの人が亡くなり、多くの人が涙を流したと思います。
時計は、針を戻すことはありません。 殺してしまったら生き返ることはありませんし何も手に入りません。

だから、つらい事があっても耐えて耐えて、頑張っていれば、いつかは光が見えてくると思います。
心と体が頑張れば、犯罪も少なくなると思います。
それでもつらかったら誰かに相談してみる事が大切だと思います。
その少しの努力によって、人の命がなくならずに済むかもしれません。
◆少年の非行防止 (蓮沼中学校1年)

最近、日本では、小学生や中学生の自殺や殺人、万引きなどが増えていると思います。
僕は、小学生のいじめによる自殺が一番印象に残っています。
けれど大田区では、幸いにも、ニュースで報道されるような事件はあまりなかったので良かったです。
しかし、このような事件は、いつでも起こってしまうような状況になっている思います。
少年の非行防止対策で、僕が一番良い方法と思うものは、親や先生、信用できる友達に相談したり、話し合ったりすることです。

自殺は、いじめや悩みが原因で起こることなので、一人で悩まなければいいと思います。
殺人や万引きは、被害者やその家族のことを考えてみれば、絶対にできないことだと思います。
僕は、自分で良いか悪いかを意識したり、相談をすれば、自殺や殺人、万引きは減ると思います。
◆地域のふれあいの大切さ (蓮沼中学校1年)

私は、地域の「ふれあい」は、とても大切だと思います。
でも、私たちは、あまり地域の人たちとふれあう事をしません。

理由は、人それぞれあるだろうけど、ほとんどの人は、そこまで重要に考えていないと私は思います。
でも、地域の人とふれあっていれば、人間としても成長できるし、いろいろな経験ができると思います。
災害や事件などが起きたとき、地域の人との「ふれあい」がなかったら助け合えないと思います。
だから、私たちも地域でなにか行事があるときには、地域のひとたちとたくさん「ふれあう」ことが大切です。
◆地域のふれあいの大切さ (蓮沼中学校1年)

私は、地域との「ふれあい」はとても大切だと思います。
地域の「ふれあい」で一番大切なことは「あいさつ」だと思います。
「あいさつ」は、とても身近で簡単なことだと思いがちですが、「あいさつ」はその人との大切なコミュニケーションだと思います。
一言「あいさつ」するだけで、そこからまた、会話がはずみ、どんどん「ふれあい」が広がっていくと思います。

だから、「おはようございます」や「こんばんは」などのあいさつは大事なことで、地域の人と会ったら、自分から「あいさつ」をするようにしています。
なので、みなさんも地域の「ふれあい」を大切にし、一言の「あいさつ」をするようにしましょう。
◆安全で安心な社会の実現 (蓮沼中学校1年)

私は、安全で安心な街づくりをするには、まず、地域の人たちとの「ふれあい」が大切だと思います。
自分の身に危険なことが起きたときに、近所の人たちに助けてもらうのには、地域の人や近所の人たちの顔を知っといた方が良いし、自分の顔を知ってもらったりすることが必要だと思います。
なので私は、これから近所の人に「あいさつ」をすることを心がけていきたいです。

今の世の中は、安心できないし、安全ではありません。
安全な世の中に変えていくには、一人一人が変わることが一番大切だと思います。
みんなが「あいさつ」を交わすようになれば、世の中も変わると思うし、悪いこともやめるし、安心安全な街になると思います。
私も、「あいさつ」を心がけ、これから少しずつ自分を変えていきたいと思います。
◆安全安心な社会の実現 (蓮沼中学校1年)

私は、安全安心な社会を作るためには、みんなが思いやりの気持ちを忘れないようにすることと、「あいさつ」をすることがとても大事だと思います。
私は、マンションの3階にすんでいるけど、隣の隣の人としゃべったこともないし、「あいさつ」をしたこともなくて、何かあった時に頼ったりすることも出来ないので、面識があった方がいいと思っています。
これからは、顔を会わせたら「あいさつ」をして知り合いになろうと思います。

こないだ、点字ブロックの上を歩いていた視覚障害者の方が、点字ブロックの上に止めてあった自転車に足をふっつけて転んだのに、まわりの人は、ジロジロと見ているだけで、誰も助けませんでした。
点字ブロックの上に自転車を止めておかなければ転ばなかったし、誰かが助けに行ったらよかったのに、私を含めて誰も助けに行きませんでした。 私を含め今の人は、思いやりが足りないと反省しました。
安全で安心な社会にするためには、地域の人との「あいさつ」と「思いやりの心」が大事だと思いました。
◆安心な街にするために (蓮沼中学校1年)

安全で安心な街をつくるためには、私は、地域の人たちとの「ふれあい」が大切だと思います。
なぜなら、地域の人々と温かい関係を築いていけば、犯罪を起こしたくなるような気持ちはなくなって行くと思ったからです。

最近は、地域の人たちと「ふれあう」機会が少なくなっているように感じます。
なので、自ら地域ボランティア活動やイベント行事に参加したりして、地域の人たちと「ふれあう」機会を作って行くことが大切だと思います。
私も、これからは出来るかぎりボランティア活動などに参加したりして、地域の人たちと接する機会を大切にしていこうと思います。
◆あいさつが防犯の基本 (大森第四中学校1年)

僕は、小さい頃から両親に、道で近所の人や知っている人に会ったら、元気 に「あいさつ」をするようにと言われてきました。
あいさつは、「おはようございます。」「こんにちは。」などのほんの短い 言葉だけど、僕が「あいさつ」をすると近所の人たちは、気持ちよく返事をしてくれます。

ある日、母が買い物に行ったお店のご主人から「今日は、お宅のむす子さん、 いつもより帰りが遅かったみたいだけど、何かあったのかい。」と聞かれたそ うです。
毎日何気なく学校の行き帰りに「あいさつ」をしているだけなのに、 僕のことを見ていてくれるのかなと、とってもびっくりしました。

近所付き合いも両親が子供の頃には、近所の家にも気兼ねなく遊びに行った りして親戚のようにしてお付き合いをしていたそうです。
外で遊んでいて子供がいたずらをすれば、近所の人たちが自分の子供と同じように注意をしてく れ、今とはずいぶん違っていたと聞かされます。
僕の住んでいる地域では、いろいろな防犯の取組みが行われています。 中学校では、先生や生徒会、保護者の方々による朝の「あいさつ運動」。そ して、小学校では、先生やPTA、町会などの方々の一年を通しての見守りパ トロールで子ども達の安全を見守ってくれています。 街の安全は、「おはようございます。」「こんにちは。」の日常の何気ない 「あいさつ」が、人と人の心をつなぐ防犯の目になっているんだと思います。 これからも、気持ちよく、明るく元気な「あいさつ」が毎日出来るように心 がけたいと思います。
◆私たちの町・池上 (大森第四中学校1年)

私は、池上という町に住んでいます。
池上は、良い所もいっぱいあるけれど、悪いと思う所もあります。
例えば、ひったくりや万引きという犯罪が増えてきていることです。
このような犯罪を無くすためには、どうしたら良いのか考えてみました。

一つ目は
自分の身は自分で守ることだと思います。
例えば、ひったくりを防止するには自転車に防犯ネットを付けることやカバンを壁側に持つように自分で防止策を実行することなどが絶対に必要だと思います。

二つ目は
地域との交流を深めることです。
例えば、地域でやっている防犯活動などに積極的に参加し、地域の犯罪発生状況などを知り、自分たちの手で地域の安全を守ることです。

三つ目は
「あいさつ」をすることです。
近所の人たちに会った時には、「おはようございます」「こんなちは」などと明るく元気に「あいさつ」をすることです。
近所の人たちが、顔見知りになれば互いに助け合う心が生まれます。

私は、この三つを一人一人が少しだけでも意識して行っていけば、安全安心 な池上の街となると思います。
私が住んでいる池上が、ますます安全で住みやすい街になるように、この三 つのことを心がけていきたいと思っています。

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