徳持神社 例大祭 2012

★☆★ 御霊入れ儀式;事前準備 ★☆★


御霊の入った神輿

遷座祭{御霊入れの儀」は、社殿から御魂を神輿に移す儀式であり、徳持神社も古来より貴い御霊を神輿に移す際は 絶対に人目に触れぬように白い幕で覆い、氏子会員が交互に(おぉ・・・)という声音により参道を社殿から 神輿まで梃子舞(てこまい)を先頭に宮司、氏子総代、白い幕内の御霊を厳かに神輿に移す儀式

・・・梃子舞(てこまい)*御霊の参る参道を梃子により鎮めるため、鉄棒(かなぼう)を持ち、神輿の先導をする 先導は若い女性に限る。 ・・・


渡御仕度が整った
神輿と大太鼓

神輿の中央部2本の担ぎ棒。「親棒」のうち神輿本体よりも先の部分を「華・花棒(はなぼう)」と呼び 親棒のいちばん先の端をいう、掛け声をかけるにも、前へ進むにも一番目立つ位置 とりあえず、どの神輿でも一度は担いでみたい場所
両脇の「りん木」の先端は「はなぼう」ではないが、二番人気の位置 神輿の担ぎ棒である親棒とりん木をつなぐのが「トンボ」 横棒の事 しめ縄は上部外側、下部内側を掛矢により硬く締め渡御の万全を期す

・・・掛矢「かけや」*樫(かし)などの堅木で作った大きな槌(つち)・・・


神輿仕度のお浚い

昨年は震災により自粛、二年ぶりの神輿仕度もお手のもの掛矢を使ってギュット締める、だんだんと本番モードに?


掛矢でギュ−ット締める!

 8人でセーノ!ウ〜ツ

渡御札600個!さあ大変

  少しノド湿ましょうか?

   こんな感じ?

  締まり具合がイイネ

   (・д・)オオ−イ

ユックリ ボチボチ   

これ貼って?   

この辺かな?   

???   

<お祭り関連の用語>

●江戸前担ぎ (えどまえかつぎ)
東京中心に定番な担ぎ方。担ぎ声としては 「せいや、さー」「そいや、そいな」「うり、ふり」が多い。 担ぎ手は、腰でリズムをとる感じで神輿を揉む。三社祭・神田祭・鳥越祭など。渡田地区の基本的な担ぎ方。

●華・花棒(はなぼう)
神輿の中央部2本の担ぎ棒「親棒・台棒」のうち神輿本体よりも先の部分を呼び 親棒のいちばん先の端をいう、

●トンボ(とんぼ)
神輿の担ぎ棒である「親棒・台棒」とりん木をつなぐ横棒の事

●りん木(りんき、りんぎ)
神輿の担ぎ棒である親棒に「トンボ」により括り付けられるのが「りん木」

●トコロテン (ところてん)
華棒を担いだ人から抜けていく担ぎ手の入れ替わり方 親棒のいちばん後ろから入り、先頭の人が抜けていくこと。

●発 簾 (はつれん)
神輿が神社を出発する事。

●宵 宮 (よいみや)
祭礼の前日夜に行われる神輿渡御。徳持神社は「祭 礼、宵 宮」 を隔年で行っている。

●直 会 (なおらい)
神事が終わった後、新酒・神饌(しんせん)を降ろして頂く酒宴 よそのお祭りに行って、グダグダと飲み続けるのは「粋」とは言えない。
適度に切り上げ、「お疲れっした!」と言って、サッと引き上げるのが「粋」。

●鉢 洗 い (はちあらい ) 
お祭りの反省会で、お祭りでの残り物(お鉢)を綺麗に食べ終える(洗い) 事からでた言葉。