御霊の入った神輿
遷座祭{御霊入れの儀」は、社殿から御魂を神輿に移す儀式であり、徳持神社も古来より貴い御霊を神輿に移す際は
絶対に人目に触れぬように白い幕で覆い、氏子会員が交互に(おぉ・・・)という声音により参道を社殿から
神輿まで梃子舞(てこまい)を先頭に宮司、氏子総代、白い幕内の御霊を厳かに神輿に移す儀式
・・・梃子舞(てこまい)*御霊の参る参道を梃子により鎮めるため、鉄棒(かなぼう)を持ち、神輿の先導をする
先導は若い女性に限る。
・・・
渡御仕度が整った
神輿と大太鼓
神輿の中央部2本の担ぎ棒。「親棒」のうち神輿本体よりも先の部分を「華・花棒(はなぼう)」と呼び
親棒のいちばん先の端をいう、掛け声をかけるにも、前へ進むにも一番目立つ位置
とりあえず、どの神輿でも一度は担いでみたい場所
両脇の「りん木」の先端は「はなぼう」ではないが、二番人気の位置
神輿の担ぎ棒である親棒とりん木をつなぐのが「トンボ」 横棒の事
しめ縄は上部外側、下部内側を掛矢により硬く締め渡御の万全を期す
・・・掛矢「かけや」*樫(かし)などの堅木で作った大きな槌(つち)・・・
神輿仕度のお浚い
昨年は震災により自粛、二年ぶりの神輿仕度もお手のもの掛矢を使ってギュット締める、だんだんと本番モードに?
掛矢でギュ−ット締める!
8人でセーノ!ウ〜ツ
渡御札600個!さあ大変
少しノド湿ましょうか?
こんな感じ?
締まり具合がイイネ
(・д・)オオ−イ
ユックリ ボチボチ
これ貼って?
この辺かな?
???
<お祭り関連の用語>
●江戸前担ぎ (えどまえかつぎ)
東京中心に定番な担ぎ方。担ぎ声としては 「せいや、さー」「そいや、そいな」「うり、ふり」が多い。
担ぎ手は、腰でリズムをとる感じで神輿を揉む。三社祭・神田祭・鳥越祭など。渡田地区の基本的な担ぎ方。
●華・花棒(はなぼう)
神輿の中央部2本の担ぎ棒「親棒・台棒」のうち神輿本体よりも先の部分を呼び
親棒のいちばん先の端をいう、
●トンボ(とんぼ)
神輿の担ぎ棒である「親棒・台棒」とりん木をつなぐ横棒の事
●りん木(りんき、りんぎ)
神輿の担ぎ棒である親棒に「トンボ」により括り付けられるのが「りん木」
●トコロテン (ところてん)
華棒を担いだ人から抜けていく担ぎ手の入れ替わり方
親棒のいちばん後ろから入り、先頭の人が抜けていくこと。
●発 簾 (はつれん)
神輿が神社を出発する事。
●宵 宮 (よいみや)
祭礼の前日夜に行われる神輿渡御。徳持神社は「祭 礼、宵 宮」
を隔年で行っている。
●直 会 (なおらい)
神事が終わった後、新酒・神饌(しんせん)を降ろして頂く酒宴
よそのお祭りに行って、グダグダと飲み続けるのは「粋」とは言えない。
適度に切り上げ、「お疲れっした!」と言って、サッと引き上げるのが「粋」。
●鉢 洗 い (はちあらい )
お祭りの反省会で、お祭りでの残り物(お鉢)を綺麗に食べ終える(洗い)
事からでた言葉。