(お賽銭) 神社でお参りするときなど「ご縁」がありますようにと5円玉を持ち歩く人もいます。 神社の賽銭では5千円札は千回のご縁が有るという意味。五百円玉は百回のご縁。 これは商売上の取引先との(ご縁)が増えるようにと、また、商売繁盛の縁起担ぎ。 一般の方では、45円は「始終ご縁がありますように」また、15円は「十分ご縁がありますように」と 縁起担ぎは人それぞれです。 ご自身の願いとそれが叶えてもらえる場合の感謝の度合いを表した額にすればよいのです。 お子さんやお孫さんとの参拝時にお賽銭の語呂合せの話をするだけで会話が弾んで よい気持ちになれるのではないかと思います。! 日本人って、語呂合わせが好きなんだとつくづく思います。 (お節料理) 「由 来」 節日(節句)には祝事を行い、その席に祝い膳がしつらえられた。この時作られるめでたい料理が、「お節料理」 と呼ばれたそうです。 現在では、一般に祝う風習の節日が正月のみとなったことから、お節料理とは、 大晦日までに作り、お正月のための料理(正月料理)を指すようになりました。 <主な料理> ・紅白かまぼこ = かまぼこははじめは竹輪のような形をしていました。 やがて江戸時代、様々な細工かまぼこが作られるようになると、祝儀用として欠かせないものになっていきました。 ・伊達巻 = 「伊達」とは華やかさ、派手さを形容します。 「伊達政宗」の派手好きに由来!、また、巻き物(書物)に似た形から、知識が増えることを願う 縁起物。 ・栗金団 = 「金団」とは黄金の団子という意味(金の布団の意味とする地方もある)で、見た目の色合いが 豪華で金塊のように見えるところから。 ・昆布巻き = 「よろこぶ」の語呂合わせ ・お多福豆 = 福が多からんことを祈願 ・紅白なます = お祝いの水引をかたどったもの。 ・鰤の焼き物 = 出世魚である事から出世を祈願。 ・鯛の焼き物 = 「めでたい」の語呂合わせ。 ・海老の焼き物 = ひげが長く腰が曲がっている様子が老人を連想させることから長寿を祈願したもの ・鰻の焼き物 = 鰻登りから出世を祈願。 ・くわい = 大きな芽が出ることから「めでたい」、芽が出る=出世を祈願。 ・蓮根 = 孔が空いていることから遠くが見えるように先見性のある一年を祈願。 ・里芋 = 里芋は子芋がたくさん付くことから、子宝を願って。 ◇◆◇ 昔の人を、ただタダ尊敬するばかりです。! 今後の日本の食文化はどうなって行くのでしょう? (; ̄д ̄)トホホ
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